~服を売らない店員さんの~初心者ファッション塾

服を売るのも売られるのもうんざりしたから、マイペースにオシャレを教える元外見コンプレックスな店員のブログ

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【前編】オーダースーツは本当におすすめ?評判のブランドFabric Tokyo(ファブリック トウキョウ)で検証【PR】


このメディアの編集長:服を売らない店員さん

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服を売らない店員さん
(編集長/運営者)

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どうも、服を売らない店員さんこと小林です。スーツはブリティッシュな着こなしが好きです。

あなたは『ここぞ!』という場面で引っぱり出せる、お気に入りのスーツは持っていますか?

僕は持っていません。


いや、薄々は気づいていたんですよ。

『ここぞ!』という場面で持ち出せるようなイケてるスーツがないって、意外と困るんですよね。。。

  • ちょっとシャレたパーティーに招待された
  • 何かのセミナーにいく事になった
  • 友達の結婚式に行くことになった

などなど・・・


こういう時に『ちゃんとしたスーツ』を持っていないって、意外と焦ります。


そしてそういうシーンってのは、意外な時に不意に突然訪れます。

そんな時に、


『ああ、あいつ身だしなみダメなのね』

って思われたら嫌じゃないですか。

僕は○山とかの既製品しか持っていなかったので、そろそろカッコいいスーツ作りたいなぁ~と思っていました。

オーダーメイドのスーツにも興味はあったのですが、

  • オーダーって高くないか?
  • オーダーで何が変わるんだろうか?
  • 本当におすすめなのか?


という気持ちもあったんですよね。10万とか20万とかかかったらどうしよう・・・?

そんな中。


今回オーダースーツブランドFabricTokyoさんが製品の提供を頂けるという事だったので、この機会に記事にすることにしました。

(※注 LaFabricは2018年1月より『Fabric Tokyo』にリニューアルされました。本記事では一部LaFbricという名称で進めています。)

 

  • オーダースーツはどこが違うのか?
  • 既製品のスーツとは違うメリットがあるのか?
  • 作るのってむずかしくない?
  • でも、お高いんじゃないですか?笑


そのような部分を全て検証してきました!


良い点・悪い点・感じたことや、”どんな風に作るのか?”など気になる部分をレポしていきたいと思います。

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オーダースーツブランドFabricTokyo

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(FabricTokyo 渋谷店)


今回お世話になったLaFabricは、東京や神奈川など関東を中心に展開するオーダースーツブランドです。

①最高の品質を、最適な価格で。

②良いものへのこだわりをオープンに。

③未来へつながる暮らしのために

という3つのこだわりを持つブランド。


ただ安けりゃいいのではない。その背景には超低賃金な労働力で苦しむ人々が居るんだ。そんな状況を少しでも改善したい。


そんな風に、広報の方が熱く語っていたのが印象的でした。

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シンプルで洗練された雰囲気の店内。僕の一番好きなタイプの雰囲気です。

 

オーダースーツ作成の流れ

さて、実際オーダースーツを作るにあたって、どんな流れで進んでいくのか?というのは気になる部分ですよね。

僕がLaFabricで実際にオーダースーツを作った際、どのような流れで作ったのか?というのを紹介していきます。

LaFabricでのオーダースーツ作成の流れはざっくり分けるとこんな感じ。

  1. 会員登録
  2. 採寸
  3. 生地選び
  4. カスタマイズ
  5. 購入・注文
  6. スーツの製造~お届け(4週間程度)

 

① まずは会員登録

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まずは会員登録。

 
名前、メールアドレスなど基本情報を入力していきます。Facebookなどと連携したりもできるので楽ちん。

LaFabricは一度データを入力しておけば、あとはオンライン上で全て完結するような形になっているのが特徴です。

ちなみにこの入力後、お店のiPadの充電が切れてもう一回入力させられたのは内緒のお話です。笑

 

②続いて、採寸

会員登録が済んだら、今回のメインイベントである採寸に移ります。

オーダーメイドの醍醐味は、何といっても自分の体に合わせたスーツを作ってもらえることにありますよね。 

まあ普通に長さとか測るんだろうな~と思っていたのですが、ナメてました。ナメてました。

この採寸がヤバいんですよ。


こんなとこも測る必要あんの?てか意味あんの!?ってところまで徹底的に計ってくれます。

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 ↑ 今回採寸してくれたスーパー採寸お兄さん

採寸時に体の特徴を徹底的に教えてくれる

このスーパー採寸お兄さんがすごくて、パッと体を見ただけで大体の体の特徴を教えてくれるんですよ。

ちなみに僕はざっとこんな特徴があるそうです。

・ウエストの割に肩幅が広い
→既製品だと肩幅と身幅が合わない事が多い。 


・手首が細い
→シャツが手元の方に降りて来やすいため、ジャケットとのバランスがとりにくい


・肩の骨が出っ張っている
→既製品だと肩あたりにシワが出てしまう


・お尻がめちゃくちゃ小さい
→既製品だとお尻がどうしても余ってしまう

 

こういった個人個人の体の特徴ってありますよね。既製品のスーツだと、こういう差にどうしても対応できないんですよ。

例えば、身長が低いけど肩幅が広い人の場合。


どうしてもスーツの肩幅に対して、袖丈の長さや丈の長さが合わないんですよね。

肩のツッパリ感を我慢するか、肩をジャストにして丈が長いのを我慢するか。いずれにしてもどちらかを捨てないといけない。

特にスーツって普通の服とは違って、サイジングが命です。

微妙な体型とスーツのサイズとのズレが、着こなしの洗練度に大きな影響を与えます。僕がよく言う『コーデの洗練度』というやつです。

関連記事

【コーデの洗練度】『シワ・ヨレ・ヨゴレ』に注意しよう

 

体のクセに合わせてオーダーメイド

こういった体の”クセ”に合わせて、既製品ではどうしようもない部分まで合わせてくれるのがオーダーメイドの一番良い所

スーパー採寸お兄さんは僕の体を隅々まで採寸してくれて、それを逐一データの欄に記入してくれていました。

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LaFabricの便利な所は、


ここで徹底的に測ったデータをもとに、次回以降は全ての買い物がオンライン上で解決してしまう所にあります。

ネットショッピングで一番不安なのが、『サイズは合ってるのかどうか?』ですよね。

LaFabricの場合、一度ここまで(死ぬほど)徹底的に採寸してくれているので、サイズで今後ミスるなんてことはあり得ません。笑

これらの採寸のデータをもとに、オーダーメイドのスーツを作ってくれるそうです。


僕の肩幅や手首周りの問題なども、スーパー採寸お兄さんが微調整をかけて下さって修正してくれるそうです。

どこまで違いがでるもんなんやろうか・・・?


これは実際に見てみないと分かりませんからね。もしかしたら全然変わらない可能性もありますから。笑

どれほどのもんなんや?と期待を抱きながら採寸は終了です。

(※ちなみにお尻は小さすぎて、限界値まで修正かけても構造的にどうしても若干余ってしまうとのことでした。筋トレします。)

 

③生地選び

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採寸が終わったら、次は生地とデザインを選びます。

生地は、

 

【Basic】

  • Utility
  • Standard
  • Premium

【Original】

  • THE TECH
  • THE SOCIAL
  • THE ROOTS


と現在全部で6種類あり、この中から選んでさらに細かい色・デザインを選んでゆきます。

今回僕は『定番の一着にオススメ』とのことである、Standardを選択。それぞれの生地に特徴があるので気になる方はこちらを読んでみてください。

生地について | LaFabric カスタムオーダーのメンズファッション

 

デザインにはかなり悩みました。実際の生地も見ながら、タブレットも一緒に見ながら色々と迷う僕。

 

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ブリティッシュな落ち着いた雰囲気が好きだという事を伝えると、『グレンチェック柄』をオススメして頂きました。

色は暗めのグレーをチョイス。

 

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とはいえ、あくまでもオーダーメイド。自分の好きなデザインにできるのが良い所です。

よくあるアパレルのようにゴリゴリとオススメしてくるのでもなく、とはいえ分からない事を聞いたらいくらでも答えてくれます。


メインとなる生地とデザインが選べたら、最後は細かいカスタマイズに移ります。

 

④カスタマイズ

最後は細かい装飾や、裏地の色などを決めるカスタマイズ。

これが何か『自分だけの一着』を作っている感があって、ワクワクしてくるんですよね。

  • ラペル(襟)の太さや形
  • ポケットの種類
  • 裏地の色と素材
  • 刺繍の有無

などなど・・・

 

細かくオーダー出来ます。

嬉しいのが、それぞれデザインの違いによってどんな印象の違いがあるのか?というのをタブレットで見れるところ。

フィット感

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ラペルの種類

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こんな感じで、10項目くらい記入していきます。

もちろんこれらに関しても店員さんに聞けば、親切に教えてくれます。


とはいえオーダーメイドだから、”自分で選ぶ”という所を尊重してくれるのが好印象でした。

その中で一番悩んだのが・・・・


そう!!!!

裏地!!!!!

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裏地の種類がメチャクチャ多くて、か~~~なり悩みました。

こんな風にサンプルもあって、見れば見るほど悩むw

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結局ツイル生地のブラウン系の裏地に決定しました。

あなたも裏地を選ぶときは、存分に店員さんにアドバイスを求めると良いかと思います。笑

 

⑤最後に、注文!気になる金額は・・・?

ここまでが出来たら、あとは注文して待つだけです。

完成するまでには約4週間ほどかかるらしく、首を長くして待つことになりそうですね。

ちなみにオーダースーツだからヤバそう・・・と思っていた気になる金額。

2ピース(上下)で61800円でした。


え?やっすい。笑

○山など普通の既製品スーツでも、大体30000円前後。


良質な生地でサイズもオーダー、カスタマイズまでして60000円はマジか・・・といった感じです。

セレクトショップとかで買う値段と変わらないんですよね。

 

オーダーメイドのイメージが結構変わりました。

あとは出来上がりに期待!

あとは、商品の到着を待つだけ。

オーダーメイドのスーツ、どんなもんじゃい?と胸を高鳴らせながら到着を待ち望みんでいます。

重ね重ね言っていますが、オシャレをする上で自分の体型を把握するのは本当に大事です。

今回の採寸で、自分でも気付かなかった体型の特徴を隅々まで知ることが出来ました。正直これだけでもかなりの収穫だったなぁと。

オーダーメイドって敷居が高くて難しいイメージがありましたが、スタッフの方たちが丁寧にアドバイスしてくださったおかげで安心して作ることが出来ました。

とはいえ、まだ完成していないですからね。笑

出来上がりを見てみないと、本当にオーダースーツに価値があるのかどうかは分からないですから!!

次回、実際に着用してみた感想や既製品との違いなどについてお話する予定です。

 

 

>>後編を読む

 

2018年 1月 追記

Lafabricは2018年1月18日をもって、『Fabric Tokyo』にリニューアルされました。

"Fit Your Life"をコンセプトに、「サイズだけでなく生き方にフィットする」オーダーメイドビジネスウェアを提供していくとのことです。

また、それに伴い公式ホームページのURLも https://fabric-tokyo.com/ へと変更され、リニューアルされています。ぜひご覧ください。

 

>>後編を読む

 

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