~服を売らない店員さんの~初心者ファッション塾

服を売るのも売られるのもうんざりしたから、マイペースにオシャレを教える元外見コンプレックスな店員のブログ

外見心理学をもとに体系的なオシャレを学べる
20代~30代メンズのためのファッションブログ

僕は『オシャレなんて死ぬまで自分とは縁がない』と思っていた。


このメディアの編集長:服を売らない店員さん

『服を売らない店員さん』として初心者にオシャレをアドバイスしています。外見心理学をベースに、毎月のブログ読者30万人とLINE@読者10000人に向けて初心者でも外見を変える方法を発信。→詳しいプロフィールはこちら

服を売らない店員さん
(編集長/運営者)

今年の2月22日の誕生日、僕のLINEにとある1件のメッセージが届いた。

 
お誕生日おめでとう!!

ブログたまに見てるよ!
WEARも(笑)素敵やなー!

自分が男やったら服装ほんまに参考にしてると思う!好みのファッション!笑

これからもよろしく!

 

 

・・・・・!?

 

中学時代の僕はオシャレの”オ”の字も知らなかった

メッセージをくれた彼女は、中学時代の同級生だった。

ぼくは中学高校時代、オシャレの”オ”の字も知らないようなThe ”地味” な男子学生。

服は全て母親が地元のショッピングモールで適当に買ってきたものを着ていたし、オシャレには興味が全くなかった。

むしろ当時はオシャレな人への苦手意識すらあるくらいだった。

怖かった。オシャレな人が。

オシャレが好きで、元気に満ちてて、明るくて、自信満々にふるまえる人たちが怖かった。

「僕は今、この人にどう思われているんだろう?」

外見に自信のない自分が、オシャレだったり自信満々な人たちにどんな風にみられているのか、ずっと怯えている自分がいた。

それでも当時はオシャレになりたいなんて、全く思わなかった。

なぜなら、自分にはあり得ない世界だと思っていたから。

 

オシャレなんて死ぬまで縁のない世界だ 

そう、思っていた。

だからそんな風に自信満々に見える人たちに引け目を感じる自分と、一生付き合っていくものだと思ってた。

そこに、

『自分が変わればいいんだ』

という選択肢なんて一切なかった。

そんな僕を無理やりにもオシャレに興味を持たせたのが、思春期あたりから始まるコンプレックスだった。

僕は人一倍天パで、当時いろんな人からバカにされていた。

イジメられてたとかではないけれど、 毎日毎日当たり前のように髪の毛の事を言われることに段々と疲れていく自分がそこにはいて、

気付いたらインターネットで毎日髪の毛を真っ直ぐにする方法を調べていて、このころから段々美容ってものに興味を持ち出すようになった。

 

ただ、普通になりたかった

美容に興味を持つようになり、セルフスタイリングにハマってYoutubeなどを見漁るようになったけど、それでも僕はオシャレになりたいと思っていなかった。

僕は、ただ普通になれればそれでいいと思っていた。

自分の外見なんて気にしないで生きていける、そんな世界がもしかしたらあるのかもしれない!

ただひたすら、そう思って色々と試していただけだったから。

そうして美容にハマり、気付いた頃には天パのコンプレックスは遥か彼方に消えていた。 

やっと普通になれた!

 
そう思えるようになると同時に、今度はまれに友達から『オシャレ』だと言われ始めた。

最初はそんなバカな(笑)と思っていたけど、どうやらちょいちょい僕の事を『オシャレだ』と思う人が居るらしい。

それが、すごく気持ちよかった。

いや、気持ちいというか、そう言われた日の自分はなんだかいつもと違うような、何か自信があるような気がした。

その感覚がたまらなく幸せで、


僕は誰かに『オシャレだ』と言われた日の服装をストックしておいて、ここ一番の時にはいつもその服装をして出かけた。

 

オシャレをすると、上手く話せるらしい

僕は元々めちゃくちゃな人見知りで、どれくらい人見知りかと言うと授業で先生にあてられただけで顔真っ赤にしてテンパるレベルの人見知りだった。

でもどうやら、自分がオシャレだと思う服装で出かけたときは、割といつもより上手く話せるみたいだ。

もちろん人見知りを克服したくて本を読んだり色々努力はしてきたけど、

やっぱりオシャレをしているときの自分は明らかに会話のノリが違う。

これに関しては、実際に心理学的にも外見に自信を持った状態ではコミュニケーション能力が上がるという研究結果があるしい。

そして気付いたころには、性格から何から当時の自分とは見違えるように変わっていた。


それは、自分でも分かるくらいに変わっていた。

 

一体何が言いたいの??

さて、ここで冒頭の話に戻ってみる。

中学時代僕は、

『オシャレなんて死ぬまで縁のない世界だ』

本気で思っていた。

そして、たぶん中学時代の友達も僕は『死ぬまでオシャレに縁のない人間だろう』と思っていたに違いない。

だから僕は、当時の知り合いに今の活動を見られるのが少し怖かった。

あの時の『死ぬまでオシャレに縁のない人間』だったこの僕が、性格も今とは全く違った僕が偉そうにブログなんか書いちゃって、


とバカにされるんじゃないかと。


それが怖くて、当時の知り合いには一切このことを教えていなかった。

そんな当時の友達の女の子から、久しぶりに届いたメッセージ。

 

 
お誕生日おめでとう!!

ブログたまに見てるよ!
WEARも(笑)素敵やなー!

自分が男やったら服装ほんまに参考にしてると思う!好みのファッション!笑

これからもよろしく!

 

このとき、僕の過去から現在まですべての変化をはじめて認めてもらえた気がした。認めてもらうべき人に、認めてもらえた気がした。

もう、当時のような周りの目に怯えた自信のないコミュ障な少年の姿はない。


僕は僕という人間に自信を持てるし、毎日が本当に幸せだ。

まさか当時、こんな自分が未来に待っているとは考えてもみなかったくらいだ。

 

これからも僕はその”事実”を証明していく

だから正直言って、今は半分くらい自分の事はどうでも良かったりする。十分すぎるほどすでに幸せだからだ。


もちろん沢山の夢や目標はあるしそれは継続するけど、今の状態で十分すぎるくらい幸せだ。多分僕の幸福度はその辺の小金持ちよりは遥かに高い。 

  • オシャレになってみたいな~
  • 今の自分を変えたいな~


それって、意外と簡単に実現できる。

  • 自分はブサイクだから・・・
  • 身長が低いから・・・
  • 太った体型だから・・・


確かに僕は特別ブサイクではないし、特別身長は低くもないし、太ってもない。だからあなたの気持ちはあんまりわからない。


でも、そんなもんは関係ない。


ブサイクならブサイクでもカッコよく見せられる方法を探せ。身長が低いならその身長を活かせる着こなしを探せ。太ってるなら痩せろ。


現状をいくら嘆いても何も変わらない。与えられたものにどうこう言っても仕方ない。大事なのは与えられたものをどう使うか、ただそれだけだ。

事実として、ブサイクでも低身長でも、カッコいい人はいるんだから。

”誰だって変わることが出来る。”

僕はこの活動を通して、これからもその事実を証明していきたいと思う。