~服を売らない店員さんの~初心者ファッション塾

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僕はただ”服を売らないだけ”の、すごくもなんともない普通の店員さんです。


このメディアの編集長:服を売らない店員さん

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服を売らない店員さん
(編集長/運営者)

こんにちは、服を売らない店員さんです。


突然ですが、あなたは『アパレル販売員』に対してどんなイメージを持っていますか?

もちろん、店員さんと話すと知識が増えるし楽しい!という方もいると思います。僕も確かにそう感じる事もあります。


ですが、アパレル販売員って本当に必要ですか?


僕はアパレル販売員って基本的にいらないと思うんですよ。


いや、もちろんいいところもありますよ?でも、メリットデメリット考えたらデメリットの方が多いと思わないですか?


僕は販売員です。でもやっぱり、販売員なんていらないと思います。


この記事では、聞くとゾッとするような『販売員のリアルな素顔』を洗いざらい暴露してます。


正直、暴露しすぎたかもしれません。


でも、それこそ僕が『服を売らない店員さん』になろうと決意した、本当の理由なんです。

 

 

販売員はウソつきだしウザい

もしこの記事を販売員の方が見ていたら、グサッと来て何か言い返したい気持ちになるかもしれません。腹が立ったらごめんね。

ですが僕が3年間程アパレルに携わってきた立場から、素直に販売員として感じる事を包み隠さず話します。


ハッキリ言っておきます。

9割以上の販売員はウソつきです。

そして、僕も何度かウソをついてしまったことがあります。

例えば。


あなたが試着しているときに販売員が反応をくれますよね。「めっちゃお似合いですよ~!」という、よくあるあれ。

もちろんホントに似合ってることもたくさんあります。

でも正直に言ってしまうと、


似合ってる度合いが『10点中4~5点』くらいだったら9割の販売員はみんな「いい感じですね~」ってとりあえず言うんですよ。マジで。


本当はもっと似合っている服とか、ほかにあるとしてもそんなことは滅多に教えてくれません。もし教えてくれたとしても、『その店にある服の中』で教えてくれるだけです。

在庫や売りたい商品で言ってることがコロコロ変わる

その店にあるものの範囲で、ちゃ~んとその人にホントにオススメ出来るものを勧めるなら、まだいい方です。

ですが、残念ながら販売員のオススメってのは、そのお店の在庫状況や打ち出したい商品によってすぐに変わっちゃうんですよ。

要は、あなたにとって良いものをオススメしてるんじゃなくて、お店にとって売れるとありがたいものをオススメしてるってこと。

例えば、

あるお店でネイビーのチェスターコートがバカ売れしていたとしましょう。販売員はこういうトークをするかもしれません。

『今期はネイビーが一押しですね!今日も既に5人の方がネイビー選んでるし、着回しもしやすいので絶対ネイビーがオススメですよ。』


なるほど、と。


でも、もしその日にネイビーのチェスターコートが売り切れてしまったら。次の日からはたぶんこんなトークに変わっています。

『ネイビーはもう在庫無いんですよねー。でもネイビーって色んな人が使ってて被りやすいし、今期はグレーとか結構来てるのでグレーの方がオススメですよ。』


このトークを同じ人が聞いたら、『はぁ!?』って感じですよね。でもこういう事がお店では平~気で行われています。そして、それが普通になっています。

 

ゆっくり見たいのにすぐに話しかけてくる 

その上、これは店のスタイルにもよりますが、一定数ゴリゴリの接客をしてくる店員さんが存在しますよね。

店に入ってすぐに「今日は何かお探しですか?」というアプローチ。これだけならまだいいんですが、別に求めてもないのにそこからアドバイスがスタート。

酷い販売員だと店に入ってたったの1分で、

「何か気になったのありましたか?」 


1分で気になるわけないやろがいドアホ!(笑)どっかいけ!こっちは15分休憩の合間縫ってぶらっと見に来てんねん!時間ないねん!!

みたいなね。

まだコミュニケーション得意な人なら、さらっと交わしたり一緒に話を楽しんだりできるからいいんですけど。

コミュニケーション苦手な人からしたら、マジでストレス以外の何者でもないと思うんですよ。しかもそのバックには『売られるかもしれない』という恐怖。

なんなんこれ。嫌がらせですか?そりゃあみんなネットで買いたくもなりますよ。

 

そういう文化になってしまっている

しかも、ですよ。


そのウソ接客の末に、スタッフ同士でこんな会話が始まるわけです。 

  • サイズなかったから大きめで売ったたわ(笑)
  • やばい、あのお客さん全身セットで売れた(笑)
  • あいつ結局何も買わんかったな、だるいわ~。


みたいなね。

もちろん全員が全員そうだとは言いません。


ですが、僕が色んなアパレルの知り合いと今まで話してきた経験上、ほぼどの店でもこういう会話がされています。


ほら、今そこで読んでる販売員さん。あなたも一度はやったことあるんじゃないですか?こういう会話を。


なにこれ。おかしくないっすか?

 

どうしても売らなきゃいけない。けど・・・。

もちろん、アパレルの状況が辛いのは分かってますよ。


実店舗はEC(ネット販売)にどんどん取られていってるから、どうしても服を売らなきゃいけない。だから販売員にそう教育する、というかそういう文化になってる。


でもね。

そっちの都合なんて、買う側の人間からしたら『知らんがな』って話じゃないですか。


もっと安心して買い物したいやん。似合ってないのに似合ってるとか、そんなウソつかれたいわけないやん。


いや、でも

  • 商品の情報を話すことが出来る
  • 話す楽しみを提供できる
  • 困っている人にアドバイス出来る


メリットもあるじゃん!って売る側は言うかもしれないですけど、情報なんてタブレットかなんかに記載してくれていればいいし。

楽しみを提供するにも、アドバイスするにも、ウソついたりゆっくり服を見るのを妨害する理由になるんでしょうか?ならないと思うんですよ。

 

オシャレしたいのに、安心して服を買えない

とまあこんな風に、僕が販売員側の人間になった今でもこう強く感じるわけです。

オシャレをしたいけど、そもそも服を買いに行く事自体に抵抗がある人も多いと思います。

そして、現に僕もそう思う人間の1人でした。

僕は販売員になってその事実に直面し、出来るだけウザい接客や”似合っているのに似合ってない”なんてウソをつかないようにしながら、本心のアドバイスをするように心がけてきました。

でも、難しいんです。


初対面の人に『僕は本心のアドバイスしかしませんよ~』ってのを信用してもらうというのは、これは至難の業なわけです。

さらに、コミュニケーション苦手な人だと、そもそも自分からアドバイスを求めることなんて出来るわけがないんです。


仮に僕にアドバイスを求めたとしても、適当な事を言って服を売ろうとしてくる可能性だってあるわけですよね。それじゃあアドバイスを求めるのも無理があります。


めっちゃ悩んだんですよ。

どうやったら信用してもらえんのか?って。

そして、たどり着いた結論がこうだったんです。

 

服を売らない店員さんになる。

もし、


店員さんが服を売らなかったら?

服を売る必要が無かったら?


ウソのアドバイスなんてする必要がないし、自分から無理やり話しかける必要だってないし、店の状況だって気にしなくていい。

ただただ本心のアドバイスができるなって。

そう思ったんです。

だから、僕は服を売らない店員さんになった。


『服を売らない店員さん』っていう、一見変な肩書きにずっとこだわってるのはこれが理由なんです。これは僕の原点であって、絶対に変えられない。

 
そして、店員さんでもある僕に相談できるというコンセプトで始めたLINE@も、もうまもなく1000人の所まで来てます。

それだけ、そんな存在が必要とされていたということです。まあ、ここまでの話を踏まえたらそりゃそうだよね。

だってそんな店員さんがいたら、すっごくハッピーだと思いますもん。思いませんか?

 

つまり、僕はただの服を売らない店員さんです。 

僕はただの服を売らない店員さんです。

別にファッションブログを書いているから、LINE@をやっているから、特別ものすごい知識があるとか、すごいとか、そういう事では全くありません。

ただ、『服を売らずに』接客しているだけです。


服を売らないだけの、その辺にたくさんいる普通~の店員さんです。


その代わりに、普通の店員さんより初心者の悩みに100倍詳しい店員さんですけどね。

それが、服を売らない店員さんです。

別に僕はすごくもなんともありません。僕よりオシャレな人なんて世の中に山ほどいます。僕よりファッションに詳しい人なんて世の中に山ほどいます。

ですが、僕はあなたに本心のアドバイスしかしないですよ。

 

それでは!

 

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