~服を売らない店員さんの~初心者ファッション塾

服を売るのも売られるのもうんざりしたから、マイペースにオシャレを教える元外見コンプレックスな店員のブログ

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【最短距離】オシャレになるために絶対にたどるべき守破離のルートとは?


このメディアの編集長:服を売らない店員さん

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服を売らない店員さん
(編集長/運営者)

どうも、服を売らない店員さんです。

どうもいまだに多くの人に誤解されがちだなぁと感じるのが、オシャレになるには個性が必要だよっていう風潮。

量産型ファッション→哀れ

人と違ったファッション→素敵 


みたいな風潮あるでしょ。そう、あなたに言っています。

人と同じ服装をしていると面白くないという風潮にみんな惑わされて、結果として『オシャレって難しいよね』って考えちゃうんです。

それホントに違うんだよ。ホントに間違ってる。

どんなに今オシャレな人でも、必ず最初は『パクリ』から始まっています。パクっていいんですよ。

でも、ただ単にパクるだけじゃダメ。パクり方にも色々と注意点があります。

今日はほとんどの人に誤解されがちな、オシャレになるための道筋についてお話しようと思います。

これさえ押さえておけば、もうマネをするのに一切の抵抗はなくなるし量産型だとdisられても木っ端みじんに論破してやれるようになりますよ。


この記事を読めば、自分がオシャレになるまでの『イメージ』がくっきりと浮かび上がるようになります。


あとは前に進むだけだよ。

 

 

量産型をdisるあなたへ

まず、量産型ファッションをdisるという愚かな行為をしたことがあるあなたは、ただちに反省をしてください。

あなたがオシャレをし始めたころを思い出してほしいんです。


雑誌の服装をマネしましたよね?

憧れのモデルがいましたよね?


今、あなたはもしかしたら人と違ったファッションをしているのかもしれない。


ですが、あなたも最初はマネから始めたんじゃないですか。

それで後出しじゃんけんのように量産型をdisりますか?


いや、むしろ今もいわゆる”量産型”ではないだけで、誰かの服装のマネをしてるだけなんじゃないですか?

それは個性ですか?

マネをしているあなたが、マネをしている人たちをdisるわけですか。


恥ずかしくないですか?

 

何事もスタートは『マネ』から始まる

個性個性って言って、ピカソみたいな独特なものを目指してんの?


って感じですけど、というかそもそもあのピカソですら色んな人の絵をマネしていたと言われているんですけども。

とはいえ、彼らも『マネ』をしていたというのは、全く悪い事ではありません。

ファッションに限らず、スポーツでもビジネスでもなんでもスタートは『マネ』から始まります。

例えば僕はこうしてブログをやっていますが、文章の書き方やブログのデザインなどひたすら色んな人のマネをしました。

例えばサッカーでも、シュートを打つときの蹴り方の『型』ってあるでしょうし、野球ならスイングするときは体は開いちゃだめとか、あるじゃないですか。

そういう『基本』を学ばずに練習したって、一向に上手くならないわけです。

個性が大事だ!と声高らかに叫んで、基本も身に付けないままやみくもにやったって、出来上がるのはぐちゃぐちゃのゴミです。

『型破り』とは、すでに型があるから『型破り』なのであって、型がないままやりたい放題やったとしてもそれはただの『形無し』にしかならない。


これは歌舞伎役者・中村勘三郎さんの名言です。

 

存分にパクりまくれ

ということで、オシャレになりたいならまず最初にやるべきことは『パクる』ことです。

もう存分にパクりまくってください。

自分の理想のイメージに近い有名人や友達など、とにかく自分が理想とする人の身なりを思う存分マネしてください。

WEAR  などを使って探すのもおすすめです。もちろん僕で良ければ僕でも構いません。


とにかく、まずはマネをして基本の『型』を身に付けるのが最短コースなのです。

 

ファッションの系統に注意する

ただしファッションに関しては、マネをする際に注意すべきことがあります。

雑誌やネットなどで服装をマネしています。それでもいまいちオシャレがよくわかりません!


という方が時々いるのですが、実はここには大きな落とし穴が隠されています。

というのも、その原因はファッションにはある程度の『系統』と呼ばれるものが存在するという事です。

きれいめカジュアル  とか、モード系とか、古着系とか、いろいろな系統があります。


そしてその系統によって、『基本の型』が少し違うようなイメージをしていただくと良いと思います。


例えば、よく僕が言う縦の統一感  モノトーンベース  という考え方は、ある程度どんなジャンルにも共通する考え方なのですが、

きれいめカジュアル  なら黒のスキニーをベースに考えるところを、お兄系ファッションなら白のパンツ  がベーシック、だったりというような違いがあるわけです。

(ちなみに僕は白のパンツをオススメはしません。笑)


要するに、別々の系統をあべこべでマネしても、肝心な『基本の型』がブレブレでぜんぜん身につかないというような現象が起こります。


だからこそ、最初の内は理想のモデルがたくさん居ないほうが良いんです。

1人でもいいし、多くても3~4人の理想形に絞って、その人たちの服装を徹底的にパクる。これをすれば簡単に型が身につきます。


これを僕はTTPスキル(”徹底的にパクる”スキル)と呼んでいます。

関連記事

きれいめカジュアルを日本一わかりやすく解説!大事なのは”バランス”

 

守・破・離のステップでオシャレをする

とはいえ、このままだと永遠に『パクリ』のままですよね。それもそれで問題です。

ですので、オシャレでも『守・破・離』のステップを踏むことが非常に重要になってきます。

https://goope.akamaized.net/6649/110524162009vgce.jpg 

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ここに書かれた説明を抜き出すと、

師の教えを忠実にり、それから外れることのないように精進して身につけよ

今まで学んで身に付けた教えから一歩進めて他流の教え・技を取り入れることを心がけ、師から教えられたものにこだわらず、更に心と技を発展させよ

破からさらに修行して、守にとらわれず破も意識せず、新しい世界を拓き、独自のものを生み出せ

 
これを分かりやすくまとめると、

=型を守る

=型を破る

=型を離れる(独自性)

 
ということ。

つまり『個性』とは『守・破・離』のプロセスを経てやっと手に入るもので、そのスタート地点はただ一つ『パクること』に他ならないという事です。

守・破・離に基づくファッショニスタへの道のり

という事で、僕はこの守破離に基づいてオシャレをすることをオススメしています。

ですので、まずは何かしら理想のモデルを定めてマネをしてください。(『守』の段階)

もちろんどんな系統の服装をするのかは自由ですが、僕はいわゆるきれいめカジュアル  から始めることをオススメしています。

このブログで解説している服装も、きれいめカジュアル  の型をベースに解説しています。

なぜなら、型としてすごく分かりやすくて説明しやすいこと、それに加えて最も万人ウケしやすい服装だからです。

オシャレしはじめて、周りから良い反応があったらうれしいし自信になるじゃないですか(笑)


きれいめカジュアルは女の子ウケもいいので、オシャレの楽しさとかワクワク感を知るには一番もってこいの系統だと僕は思っています。


そしてある程度の型が見えてきたら、今度はもっと幅を広げて色んなジャンルの服装をマネしてみましょう。(『破』の段階)

ただしここでも『マネ』の段階です。


”他流の教え・技を取り入れる”とあるように、ほかの系統の服装や、普段自分がしないような着こなしにチャレンジしてみます。

そして、そのようにしてパクリまくった結果として独自性が生まれるというわけです。(『離』の段階)

1人をパクればそれはただの『パクリ』ですが、100人をパクればそれはもはやパクリではなく『オリジナル』なんです。

個性とはこういう事を言うんですよ。

ちなみにこんな本だってあります。

パクリジナルの技術 ~何をパクリ、どうオリジナルを生みだすのか~ (経済界新書)

パクリジナルの技術 ~何をパクリ、どうオリジナルを生みだすのか~ (経済界新書)

 

※ただし正直な話オシャレに関して言うと、モデルをきちんと定めてそれを徹底的にパクりさえすれば、その辺の中では『そこそこオシャレな人』くらいにはなれます。

むしろ田舎に住んでて周りもオシャレに疎い、という場合にはそれだけで圧倒的にオシャレな存在になったりすることもあります。ですので、実際は周りから『オシャレだなぁ』と思われる分には、ただ真似をするだけでよかったりしますw


さらにオシャレになりたい人、他を寄せ付けないくらい圧倒的にオシャレになりたい人は、ぜひこの守破離のプロセスを意識してみてください。

 

まとめ:量産型は間違いじゃない。守破離を意識しよう。

量産型ファッションは、言い換えれば守破離の『守』の段階です。いいじゃんそれでw 順調順調。


揶揄されるのが嫌なら、少しずつ幅を広げて色んな服装にチャレンジしてみましょう。結構たのしいよ。

ここでお話したように、『守・破・離』のプロセスをしっかりと守っていれば、オシャレになることなんてほんとに何も難しい事でもないです。

オシャレを学ぶ全8ステップ  では、きれいめカジュアルの土台になっている『型』を分解して分かりやすく説明しています。

ただ漠然と真似をするだけでは分かりにくいような、最速で型を身に付けるためのエッセンスを抽出して解説しているので、


さっさと守破離の『守』を終わらせたいという方は、ぜひともこのブログを穴があくまで読みつくしてくださいね。穴はあかないけどねっ。