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ど素人でも一瞬で美しいコーデが作れる!最強配色『モノトーン+1色』を解説


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服を売らない店員さん
(編集長/運営者)

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服装を考える上で、配色というのは非常に重要なポイントの1つです。 

”赤には○○が合う”とか、”白と青は相性が良い”とか、配色と言われるとそういうイメージをしがちですよね。

しかし、ここで話す配色理論はそのような小難しい話ではありません。


どんなに経験の浅い超初心者でもすぐに実践できて、そのうえ抜群に効果を発揮する理論になります。 

そして大半のオシャレなコーディネートは、この理論を守るだけで作ることが出来るようになります。


この記事は、初心者がいち早くオシャレを目指すために、絶対に抑えておくべき超絶重要な記事になります。 


では早速、解説していきたいと思います。

”派手な色を使えばおしゃれ”という勘違い

おしゃれは、いかに他の人と差を付けるかが大事だ


というのは確かにその通りかもしれません。

しかし、その差別化のためにどんどん派手な色を使い、

目立てばOK

というような考えになってしまうのが、おしゃれ初心者に非常に多くありがちな間違いです。

  • 目立つ服装
  • 派手な服装


とは全くもって対極にある考え方が、この『モノトーン+1色』という配色理論の考え方になります。

この前提にあるのは『コーデの洗練度』という考え方で、初めて聞いた方は是非こちらの記事も合わせて読んでおいてくださいね。
 

関連記事

オシャレ初心者が一瞬で”トップ3%”に浮上できる考え方

 

モノトーンとは? 

まずその前に、モノトーンとは何か?という話を軽く先にしておきましょう。


モノトーンとは『無彩色』、つまり色味がない色の事を差します。

http://jpfca.com/wp/wp-content/themes/pfclab/common/images/top/top_main6.jpg

http://jpfca.com/


簡単に言うと『白・黒・グレー』などの、明暗しかない色の事ですね。

当ブログでも何度も良く出てくる頻出ワードなので、必ず覚えておいてください。

 

コーデはモノトーンをベースに考える

冒頭から何度かすでに、

『モノトーン+1色』

というキーワードがよく出てきていますね。


これは何が言いたいのかというと、モノトーンをベースにコーディネートを考えるって事になります。

この、”モノトーンをベースに考える”というのが非常に重要なポイントで、一番押さえておくべきポイント。


普通、コーディネートの配色(色の組み合わせ)を考える際には、大きく分けて2つのポイントに注目します。

・1つが、色の明るさと暗さ

・そしてもう1つが、色の相性です。


先ほども説明したように、モノトーンには色味がないため色の相性などを全く考える必要がなくなるわけですね。

(○色と×色は合う、とか合わない、とかそういう話です。)

例えば黒と相性の悪い色は存在しないし、もちろん白と相性の悪い色も存在しません。

当然、グレーと相性の悪い色もありません。

このようにモノトーンをベースに考えることによって、色の相性を気にしないで良くなります。


つまり、あとは色が暗すぎたり・明るすぎたりといった明暗のバランスを考えるだけでOK!ってわけですね。

だから色の相性なんてわからない初心者でも、モノトーンをベースにすることによって簡単に綺麗なコーデを生み出せるようになります。

 

有彩色(色味のある色)の難しさ

モノトーン(無彩色)とは逆に、色味のある有彩色(モノトーンを除くすべての色)では当然色の相性があります。

『赤』と『青』の相性はどうか?など、すべての色に相性があります。

例えば色彩感覚に優れていて、なんとなく合う色が思い浮かぶような人。

あるいは色彩の勉強を多少していて、相性のいい色・悪い色を知っている人であれば、特に問題はないかもしれません。

 
しかし、ほとんどの初心者にとって『色の相性』なんてのは非常にむずかしい話になります。

そろそろ、勘の良いあなたなら分かってきたかもしれませんね。

そう、だからこその『モノトーン+1色』なのです。

 

初心者はモノトーン+1色を極めろ!

モノトーン+1色の、『1色』っていったいなんで1色なんだろう?と疑問に思っていた方もいらっしゃるかもしれません。

それはさっきも言ったように、


色味のある色が2色以上入ってくると、『色の相性』という部分も考える必要がでてきてしまうからです。


でも、モノトーン『+1色』にしておいた場合は、『色の相性』が分からなくても全く問題がなくなるよ!


というわけですね。

 

モノトーン+1色のコーデ

http://i7.wimg.jp/coordinate/ykp3yr/20160324101445086/20160324101445086_500.jpg

http://wear.jp/yaokistd/6549653/

 
例えばこのコーデは、典型的な『モノトーン+1色』のコーデになります。


アウター(上着)のトレンチコート以外は、すべて白と黒だけしか使われていませんよね。

このコーデの配色で意識しているのは色の明暗のバランスだけです。


アウターのベージュ以外は全部モノトーンなので、色の相性などを全く無視できるからです。


だからベージュを羽織ろうが、何を羽織ろうがある程度はしっくりきます。

後は縦の統一感などのちょっとした配色テクニックを織り交ぜれば、どれだけ初心者でもいとも簡単に綺麗なコーデが出来上がるんです。

縦の統一感についてはこちら

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【センス・知識不要】明日から10倍オシャレな配色を実現する技を伝授

 

実は多くのコーデが『モノトーン+1色』

こう言われると、

「なんか地味になりそうだし、芸がない感じがして嫌だなぁ」


と、もしかしたら感じるかもしれません。


しかし、実は多くのオシャレなコーディネートも『モノトーン+1色』で構成されているんです。

人気WEARISTAのコーデを少し引用してみます。

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kitsuneのコーディネート一覧 - WEAR

 

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しんごのコーディネート一覧 - WEAR

 

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げんじのコーディネート一覧 - WEAR

 
どうでしょうか?


かなり多くのコーディネートが『モノトーン+1色』か、それにかなり近いものになっていることに気付くはずです。

もちろん僕のコーデでも、多くのものがモノトーン+1色になっています。

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まとめ:初心者はまずモノトーン+1色をマスターしよう 

今まで説明してきた通り、『モノトーン+1色』という配色方法は初心者にめちゃくちゃオススメ出来る配色です。


もちろん慣れてくれば『+2色』・『+3色』と増やしていってももちろんOKですが、


色は増やせば増やすほど相性が複雑になってくるので、難易度もその分跳ね上がります。

『+○色』にあたる有彩色のチョイスに困った場合は、こちらの記事で紹介している5つの万能カラーを駆使して対処してみてください。

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